名曲悪口事典―ベートーヴェン以降の名曲悪評集

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  • サイズ B6判/ページ数 428,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784276203761
  • NDC分類 760.8
  • Cコード C1073

出版社内容情報

古今の有名作曲家とその作品(ベートーヴェンからコープランドまで)の悪口、酷評ばかりを集めた事典。読み物としても楽しめ、音楽史の第一級の資料でもある。

【著者紹介】
音楽学者、事典編纂者、作曲家、ピアニスト、指揮者。とりわけ事典編集では名高く、『Baker's biographical dictionary of musicians』の編集に携わったことで知られている。

内容説明

天才の仕事はなかなか理解されない!音楽ファン必携!抜群の面白さ!悪評ばかり集めた類の無い事典。音楽史の貴重な資料であり、音楽批評の歴史が読みとれる。

目次

ベートーヴェン,ルートヴィヒ・ヴァン
ベルリオーズ,エクトール
ショパン,フレデリク・フランチシェク
シューマン,ローベルト
リスト,フランツ
ワーグナー,リヒャルト
ヴェルディ,ジュゼッペ
グノー,シャルル=フランソワ
フランク,セザール
ブルックナー,アントン〔ほか〕

著者等紹介

スロニムスキー,ニコラス[スロニムスキー,ニコラス][Slonimsky,Nicolas]
1894~1995。音楽学者、事典編纂者、作曲家、ピアニスト、指揮者。作曲家としては、オーケストラ作品やピアノ曲を書いている

伊藤制子[イトウセイコ]
東京藝術大学大学院修了。専門は音楽美学、現代音楽研究。東京藝術大学、東邦音楽大学・同大学院、日本大学、静岡文化芸術大学講師

大田美佐子[オオタミサコ]
1968年東京生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科、学習院大学人文科学研究科ドイツ文学専攻博士前期課程修了。ウィーン大学音楽学研究所留学(オーストリア政府奨学生)を経て、ウィーン大学音楽学博士課程修了。「芸術の要請と社会的効果 1930年代へと向かうクルト・ヴァイルの音楽劇」で学位取得(Ph.D.ウィーン大学)。専門は西洋音楽史、音楽美学。神戸大学大学院発達環境学研究科准教授

栗原詩子[クリハラウタコ]
音楽修士(東京藝術大学)、芸術工学博士(九州大学)。フランス音楽史と並行して、20世紀以降の映像作品の時間体験について研究。これまでにファシナ『若いピアニストへの手紙』(共訳、音楽之友社)ボスール『現代音楽を読み解く88のキーワード』(音楽之友社)などの訳書がある。九州大学芸術工学研究院助教授を経て、西南学院大学国際文化学部准教授。日本音楽学会・美学会員

小岩恭子[コイワキョウコ]
東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了。修士論文「アーロン・コープランドにみるアメリカニズムの諸相」(2003)。青森山田高等学校通信制課程浜松校講師

古後奈緒子[コゴナオコ]
舞踊史・舞踊理論研究/批評、翻訳など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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鴨の入れ首

1
今日私たちの耳に馴染み深い名曲の数々が、発表当時どのような罵詈雑言に晒されてきたのかということを示す悪口事典です。どんな名曲であっても無条件で受け入れられるというのはあり得ず、またいつの時代も言いたい放題批評する輩はいるものなのですね。本書は巨匠たちが受けて来た罵詈雑言を例示すると共に、批評者たちの頑迷さや低次元さを楽しむものでもあります。大変面白く読みました。2024/03/15

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