グレン・グールド、音楽、精神

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  • サイズ B6判/ページ数 357,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784276203754
  • NDC分類 762.51
  • Cコード C1073

内容説明

グールド本人よりもグールドを深く理解し、その音楽的精神の先進性を幅広い見地からまとめた最初にして最良のグールド研究―増補版による待望の新訳。

目次

第1章 始まり
第2章 ノン=テイク=ツーネス
第3章 いっそう価値のある職業
第4章 距離をおいた行為
第5章 音楽的な精神と音楽そのもの
第6章 音楽的な手と鍵盤
第7章 つややかで歌うような音色
第8章 創造的なごまかし
第9章 音楽としてのラジオ
第10章 発言はナンセンスなのか
補遺

著者等紹介

ペイザント,ジェフリー[ペイザント,ジェフリー][Payzant,Geoffrey]
1926年、カナダ東部のハリファクス生まれ。トロント大学にて博士号。長年トロント大学哲学部にて美学を講ずる(同大学名誉教授)。ハンスリックの研究者としても知られ、86年に『音楽美論』の新しい英訳を出版。2004年没

宮澤淳一[ミヤザワジュンイチ]
1963年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部(国際政治学)・早稲田大学第一文学部(ロシア文学)卒。さらに早稲田大学大学院文学研究科に学ぶ。博士(学術、東京大学、2007年)。早稲田大学助手、同講師、トロント大学客員教授等を経て、現在、慶應義塾大学・法政大学・武蔵野音楽大学・国立音楽大学ほか講師。文学研究、音楽学、メディア論。著書に『グレン・グールド論』(吉田秀和賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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叛逆のくりぃむ

5
 グレン・グールドを研究した初の學術書。その價値は生前、グールド自身が認めると共に、今なお最良の基本書として洛陽の紙価を高めてゐることでも明白である。2014/10/29

蘭奢待

1
グレングールドの音楽、著作、発言を基にした考察と論評。スタジオ録音を中心にした音楽活動に対して精神、哲学、芸術、技術など様々な面から考察するが、冗長かつ難解で論旨がわかりにくい。グールド礼賛本ではない。かと言って辛辣な批評でもない。2017/07/23

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