出版社内容情報
音楽ジャーナリスト・林田直樹が著した数々のインタヴュー、評論、エッセイ、コラムの中から厳選した38本を収録。アルヴォ・ペルトに「祈り」の本質を聞き、シルヴェストロフからはプーチン政権への批判を引き出し、チェリビダッケ、武満徹、小澤征爾、サイモン・ラトルらとのとっておきのエピソードを明らかにする。そのどれもが音楽に対する深い造詣と限りない愛情に満ちた、エモーショナルな「文芸」である。また、フィリップ・グラス、湯浅譲二、アルヴォ・ペルト、ヴァレンティン・シルヴェストロフ、ガリーナ・ショスタコーヴィチ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ギドン・クレーメルの各インタヴューも掲載。巻頭書き下ろしエッセイ「背中を押した言葉たち」も秀逸。クラシック音楽の本質を追求した、林田直樹の集大成。
内容説明
クラシック音楽の本質とは何か。フィリップ・グラス、ギドン・クレーメルにインタヴューし、チェリビダッケ、武満徹との日々を熱く語る、音楽ジャーナリスト・林田直樹の集大成。
目次
はじめに 背中を押した言葉たち
1 音楽の本質について
2 私の出会った音楽家たち
3 あのひとの影
4 映画や演劇、美術や文学のこと
5 世界的オーケストラの別の顔
6 忘れられないコンサート
おわりに 書き言葉と話し言葉の未来
著者等紹介
林田直樹[ハヤシダナオキ]
音楽ジャーナリスト・評論家。音楽之友社社外メディア・コーディネーター。1963年埼玉県生まれ。慶應義塾大学文学部を卒業、音楽之友社で楽譜・書籍・月刊誌「音楽の友」「レコード芸術」の編集を経て独立。オペラ、バレエから現代音楽やクロスオーバーまで、近年では美術や文学なども含む、幅広い分野で取材・著述活動を行う。2005年からインターネットラジオ「カフェフィガロ」のパーソナリティ、2007年から「OTTAVA」のプレゼンターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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どら猫さとっち
hr
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