出版社内容情報
失明、いじめ、息子の死…。さまざまな困難が襲った波乱の人生。著者が語る「生きる意味」とは。心揺さぶられる魂の言葉。
内容説明
幼少期の失明、壮絶ないじめ、長男との別れ…。さまざまな逆境を乗り越えてきた名物教師が訴える“生きることの意味”とは。
目次
第1章 小学校時代の「いじめ」
第2章 人生を変えた「ありがとう」
第3章 立派な教師を目指して
第4章 息子と暮らした7年の日々
第5章 次なる「夢」に向かって
第6章 どんなことがあっても、絶対に生きろ
著者等紹介
竹内昌彦[タケウチマサヒコ]
1945年生まれ。岡山県出身。幼少期に網膜剥離により失明、全盲となる。東京教育大学(現・筑波大学)盲学校教員養成課程卒業。岡山県立岡山盲学校の元教頭。途上国の視覚障害者の自立支援のため、2011年にモンゴル、2015年にキルギスに盲学校を設立した。2017年にNPO法人「ヒカリカナタ基金」を設立、理事長を務める。その他、社会福祉法人「岡山ライトハウス」理事長、社会福祉法人「岡山県視覚障害者協会」副会長も務めている。福武哲彦教育賞(2009年)、読売福祉文化賞(2012年)、ヤマト福祉財団小倉昌男賞(2016年)、ソロプチミスト日本財団千嘉代子賞(2017年)などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
17
若くして全盲となり苦労を重ねて、長男は七歳の若さで夭折。事実だけ読むと内容が重そうに感じられるが、著者の奮闘と周りの人達の思いやりに心が熱くなった。2019/11/26
刹那
3
勉強になりました!2回ぐらい泣いちゃった(,,•﹏•,,)2020/01/30
ソータパパ
1
どんな過酷な状況におかれても良いことは必ず起きると著者は語る。生きることに疲れた人、苦しい人に是非読んでもらいたいと思う。なにか心の奥底から希望が湧いてくるような感じがした。2021/07/31
tecchan
0
著者の竹内氏は1945年生まれ、幼少期に全盲となるも大学を卒業、教師として、そして、福祉事業者として活躍。幼少期のいじめ、重度障害者として生まれた長男との別れ、さらに、教師としての人生、外国の障害者への支援などのこれまでを振り返る。生きることに意味を読者に考えさせる感動の書。2023/01/31