出版社内容情報
毎日の練習が「上達」の繰り返しになる!一流奏者の「基本」は入門に役立ち、中上級者には新たな世界を拓く。基礎練シート付き。
一流の音楽家がこぞって大切にしているのは「基本」だった! 毎日上達し続けるために必要不可欠な楽器演奏の「基本」を、第一線に立つ演奏家たちが丁寧に解説。大切な「基本」だから、入門者から役に立つ。上質な「基本」だから、中上級者でも新たな世界が拓けてくる。芯のある「基本」だから、毎日の練習が「上達」の繰り返しに生まれ変わる!
全体は4章構成。音楽を始める前の準備、自由に音を奏でる技術、身につけた奏法を活かす音楽表現、そして「ずっと」音楽を続けるための音楽観をそれぞれ伝える。さらに、持ち運びにも便利な付録「デイリートレーニング・シート」には、著者オリジナルの基礎練習パターンを両面掲載。一流の経験から磨かれた練習法は、憧れの音を手に入れるための最良の道!
「ホルン」では、演奏の土台となる情報を整理し、上達のコツを明かす。さまざまな状況に対応できる奏者に不可欠な、柔軟な理解を促す一冊。
はじめに
きほんの「き」:音楽を始める前に
その1:呼吸
その2:ホルンの歴史
その3:楽器の構造、組み立て
その4:マウスピースの選択
その5:楽器の構え方
その6:アンブシュア
きほんの「ほ」:自由に音を奏でよう
その1:基礎練習の目的
その2:ウォームアップ
その3:ロングトーン
その4:スラーとレガート
その5:タンギングと発音
その6:音階練習
その7:音域の拡大
その8:ダイナミクスの拡大
その9:グリッサンド
その10:ゲシュトップとミュート
その11:ベルアップ
その12:重音
その13:ベンディング、ヴィブラート
その14:ハーフ・ヴァルヴ
その15:音程のコントロール1(ひとりで)
その16:1日10分のデイリートレーニング
その17:さらいたいエチュードと使い方紹介
きほんの「ん」:奏法から表現へ
その1:独奏楽器としてのホルン
その2:アンサンブル奏者として
その3:上吹きと下吹き
その4:スコアの使い方
きほんの「上」に:楽しく音楽を続けよう
その1:1日の練習の組み立て方
その2:メンテナンス
その3:楽器を習う、教える
その4:福川伸陽の音楽観を作ったもの
その5:緊張
その6:一生音楽と付き合うために
おわりに
●特別寄稿「本番力」をつける、もうひとつの練習:誰にでもできる「こころのトレーニング」(大場ゆかり)
福川 伸陽[フクカワ ノブアキ]
著・文・その他
内容説明
今こそ学びたい楽器と音楽の「基本」。「技術」と「表現」の両面で音楽力をアップ!「考える力」を鍛えて応用力をつける!とじこみ付録:福川伸陽オリジナルデイリートレーニング・シート。
目次
きほんの「き」 音楽を始める前に(ホルンの歴史;楽器の構造 ほか)
きほんの「ほ」 自由に音を奏でよう(基礎練習の目的;ウォーミングアップ ほか)
きほんの「ん」 奏法から表現へ(独奏楽器としてのホルン;アンサンブル奏者として ほか)
きほんの「上」に 楽しく音楽を続けよう(1日の練習の組み立て方;メンテナンス ほか)
著者等紹介
福川伸陽[フクカワノブアキ]
NHK交響楽団首席奏者。第77回日本音楽コンクールホルン部門第1位受賞。ソリストとして、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団他多くのオーケストラと共演している。日本各地やアメリカ、ヨーロッパなどに数多く招かれており、音楽祭にもソリストとして多数出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。