理論家に学ぶ16世紀の演奏法

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理論家に学ぶ16世紀の演奏法

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  • サイズ B5判/ページ数 272p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784276140684
  • NDC分類 761.9
  • Cコード C1073

出版社内容情報

オックスフォード大学出版局より刊行された、16世紀の音楽を理解し、その演奏技術を学ぶことのできる書籍の翻訳。古楽演奏の専門家である原著者(バーゼル・スコラ・カントルム元教員)が、16世紀当時の資料にある譜例や記述を読み解きながら、ソルミゼーション、リズムの柔軟性、パート譜の意義、当時の弁論術に関連した表現方法などを、現代の演奏家に向けて分かりやすく解説する。古楽の演奏家、愛好家がかねてより求めていた、声楽・器楽ともに対応する16世紀音楽演奏の手引書。訳はリコーダー奏者・音楽学博士課程の菅沼起一氏と、リュート奏者で原著者の直弟子である坂本龍右氏。古楽演奏のプロだけでなく愛好家が拠り所とでき、また音大にて古楽演奏のためのテキストとしても最適である。

目次

第1章 序論
第2章 パート・ブック文化vsスコア文化
第3章 ソルミゼーション
第4章 メトリックの階層、アーティキュレーション、リズムの柔軟さ
第5章 カデンツ
第6章 旋法
第7章 対位法のレトリック
第8章 プロフェッショナルな音楽家に求められていたものとは?
第9章 スコア文化
第10章 結論

著者等紹介

スミス,アン[スミス,アン] [Smith,Anne]
16世紀を専門とする音楽教育家、ルネサンス・フルート奏者。リコーダーとフラウト・トラヴェルソをバーゼル・スコラ・カントルムにてハンス=マルティン・リンデに師事し、1977年にディプロマを取得。1979年から2016年まで同校でリコーダーとルネサンス・フルートの指導にあたる一方、様々な室内アンサンブルの演奏に精力的に参加。16世紀の音楽理論家の著作内容を演奏実践へ応用する際のギャップを橋渡しすることに問題意識をもっている。20世紀における古楽復興運動の研究も行なっている

菅沼起一[スガヌマキイチ]
京都市出身。東京藝術大学音楽学部古楽科(リコーダー)を経て、同大学院修士課程(音楽学)を大学院アカンサス音楽賞を受賞して修了。同大学院博士後期在籍中の2016~2018年度、日本学術振興会特別研究員(DC1)。バーゼル・スコラ・カントルム(スイス)音楽理論科修了、現在フライブルク音楽大学(ドイツ)との共同博士課程に在籍。スコラ・カントルムで記譜法の授業を担当する他、ルドルフ・ルッツ指揮J.S.バッハ財団の公演に参加するなど、リコーダー演奏と音楽学研究の二足の草鞋を履いた活動を行っている

坂本龍右[サカモトリョウスケ]
東京大学文学部美学芸術学専修課程修了後、バーゼル・スコラ・カントルムへ留学。2011年同校のリュート科修士課程修了、さらにルネサンス音楽科修士課程をアン・スミス氏の指導のもと2013年修了。2018年まで母校でリュートの公式伴奏者を務めたのち、2022年よりヴュルツブルク音楽大学の古楽科講師として後進の指導にあたる。ソロ及びアンサンブルでの録音、ヨーロッパ各地の著名な古楽祭への出演多数。日本にもたびたび招かれ、ルネサンス音楽の演奏実践をはじめとして、古楽に関する様々なテーマでレクチャーを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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