ハーレクイン 公爵のプロポーズ

著者名：ルーシー・ゴードン【著者名】/伊坂奈々【翻訳者名】

ハーレクイン（2011/10発売）

• ISBN：9784596218278

内容説明

ジョアンナは遺跡調査のため、古い宮殿を訪れた。ここは元婚約者、グスターヴォの領地だ。何年も前、親の決めた結婚相手に、彼女はひと目で恋をした。だが式の直前、グスターヴォはほかの女性に夢中になった。彼の幸せだけを願って、ジョアンナはそっと身を引いたのだった。あのとき私の世界は音をたてて崩れ落ちたけれど、彼が今も輝いているなら、それでいい……。しかし再会したグスターヴォは、ひどく悩んでいるように見えた。ジョアンナは再び願った。彼の力になりたい、と。★ＲＩＴＡ賞を二度も受賞しているルーシー・ゴードン。練りあげられた珠玉の物語で、熱い注目を集めています。本作では、ひたむきな女性の心を打ち砕いてしまったイタリア人公爵の葛藤を描きます。★

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[糸車]

積ん読解消。うわ〜。パラパラ読んでこれは無理だと思った。ヒーローもヒロインもそれぞれ結婚して子どもに恵まれたのに離婚。ヒーローと元妻、ヒロインと元夫がきっちり登場…。終盤のごたごたにうんざり。お子がいる話そのものは好きな方だけど、母親(元妻)が絡むのは苦手です。しかもお子が大切にされていないなんて心痛みます。ヒロイン元夫が意外に良い人で、結局彼が介入してくれなかったらハッピーエンドにはならなかったよね。

2022/06/25

[ばん]

ヒロインとの（ほぼ便宜）結婚直前に別の女性に恋をしてしまったヒーロー。ヒロインが魅力的、の一言に尽きる。ルーシー・ゴードンらしいヒロインでした。ヒーローに関してはそんな女性を選んだのは若さ故の過ちだけどそれは自分の責任。娘がただただ可哀想。ヒーローとヒロインがくっつくには必要な遠回りだったのかもしれないけど、当時のヒロインの傷ついた姿を思うとなんとも言えない。ヒロインにはもっといい人がお似合いだけどダメンズウォーカーっぽいからな(；・∀・)

2017/09/30

[麻琴]

大富豪のヒロインと元妻から多額の借金の返済を迫られて困ってるヒーローという変わった設定。ヒロインとヒーローは昔婚約してたけどヒーローが元妻と恋に落ちた為、ヒロイン自ら身を引いたという悲しい過去有り。とりあえず爵位目当ての女に走って本当に自分を思ってくれてたヒロインを捨てたヒーローがアホすぎ。再会後も結局金目当てと思われたくなくてグズグズ。全く魅力がない。ヒロイン元夫の方がよっぽどマシ。☆3

2015/06/12

[アクアマリン]

12年前に婚約破棄した二人が再会。ヒーローが、プライドが高い。素直でない。ヒロインも、お金持ちすぎてかわいそう。お互いに子どもがいて、子ども同士も仲良しでいい。前の妻、前の夫がくっつくのも何ともはや。

2019/01/18

[月]

★★★☆☆HQではありそうでなかった展開。ヒロインが金持ちに関する悩みをある意味ふっきれていて立派過ぎる分、ヒーローがねぇ・・・元夫のチャラ男が憎めない。星三つ半というところ。

2014/07/30