出版社内容情報
好評既刊『バロック音楽―歴史的背景と演奏習慣』の続編。鍵盤・弦・管・声楽の各分野をそれぞれ第一線で活躍する演奏家が執筆。
最新の知見に基づいて、鍵盤、弦、管、声楽の各分野をそれぞれ第一線で活躍する演奏家が執筆し、その前後にすべての分野に共通する章(「歴史的背景」「記譜法と解釈」「原典資料とエディション」)が置かれている。それらはすべて学問的知識のみならず(多くは最高水準の)演奏体験をもつ音楽家によって書かれた。様式にかなった演奏を実現するための貴重な情報源であり、演奏家のみならず、近年ますます研究が進展している古典派の時代様式を知りたいすべての人の必読書である。本書は3冊シリーズで、『バロック音楽――歴史的背景と演奏習慣』に続いて刊行される2冊目。日本語版には、訳者による懇切丁寧な註、詳細な人名索引と事項索引付き。
まえがき
はじめに
第1章 歴史的背景
第2章 記譜法と解釈
第3章 鍵盤楽器
第4章 弦楽器
第5章 管楽器
第6章 歌唱
第7章 原典資料とエディション
【著者紹介】
著者:ケンブリッジ大学で音楽を学び、ニュー・イングランドとマンチェスターで芸術行政に携わったのち、15年間BBC第3ラジオ番組の音楽プロデューサーを務めた。現在は音楽の幅広い分野にわたってフリーで放送や著作に携わる。イースト・ロンドンの2001年Spitalfields Festivalの芸術監督にも招かれた。多くのCDライナーノートがある。
目次
第1章 歴史的背景
第2章 記譜法と解釈
第3章 鍵盤楽器
第4章 弦楽器
第5章 管楽器
第6章 歌唱
第7章 原典資料とエディション
著者等紹介
バートン,アントニー[バートン,アントニー] [Burton,Anthony]
Cambridge Universityで音楽を学び、ニュー・イングランドとマンチェスターで芸術行政に携わったのち、15年間BBC第3ラジオ番組の音楽プロデューサーを務めた。現在は音楽の幅広い分野にわたってフリーで放送や著作に携わっている。イースト・ロンドンの2001年スピタルフィールズ音楽祭の芸術監督にも招かれた
角倉一朗[スミクライチロウ]
1932年東京生。東京芸術大学音楽学部楽理科卒、同専攻科修了。桐朋学園大学助教授、東京芸術大学助教授、同教授、神戸女学院大学特任教授を歴任。元日本音楽学会会長、元国際音楽学会理事。現在、東京芸術大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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