目次
第1部 音律論実習
第2部 複合純正音律の華・ノクターン
第3部 複合純正音律の歴史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sachi
7
音律の話はやっぱり難しいですが、色々と読み漁ってきたので少しは理解しやすかったです。主にショパンのノクターンを取り上げてなぜこの調のこの音から始まっているのか?なぜこの2音を使った終始なのか・・・?などなど非常に面白いことが書かれていました。平均律では味わえないショパンの曲をヴェルクマイスター第3法で練習してみようと思います。平均律で演奏していても胸がキュンとなる箇所ってありますが、なぜそう感じるのかという論理的裏付けがわかります。良い本だと思うのですが残念なことに絶版ですね。2015/08/19