内容説明
本書はピアノ伴奏の編曲そして合唱・合奏の編曲が、音符さえ読み書きできれば文字通り誰にでもできるように書かれています。
目次
第1部 ピアノ伴奏編曲と和音の選び方(和音付けはむずかしくない;ポジションと伴奏形;D7(属七)の和音 ほか)
第2部 合唱編曲(二部合唱;オブリガート―カウンター・メロディー;誰でもできるハミングコーラス ほか)
第3部 合奏編曲(旋律の楽器分配;二重奏・2パート合奏;三重奏・3パート合奏 ほか)
著者等紹介
横山詔八[ヨコヤマショウハチ]
1943年生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。作曲を松本民之助氏に師事。文部省在外研究員として英国バーミンガム大学に留学。“Harmonia Classica”(ウィーンの作曲家団体)会員。愛媛作曲協議会名誉会長。愛媛大学教育学部教授。代表作に管弦楽のための序曲「さきがけ」、合唱ファンタジー「メルヘンのリトルネッロ」ほか
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感想・レビュー
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あづさ/kyoka
7
ここでいう編曲は「メロディにピアノ伴奏をつけること」を指す。 「誰でも」と言いつつ実際にはある程度「ピアノを習ったことがある」くらいの音楽的素養がないと理解できなさそう。内容としては「伴奏づけ」の範囲を出ない。 2003年初版なので、それまでの音楽理論の本にありがちなワザと難しい言い回しをしている雰囲気をちょいちょい感じた。現代なら同じ内容でももう少し分かりやすい書き方ができそう。2024/09/09
もよ
0
かなり実践的な本。本気で編曲をなんとしてでもしたいのなら、いいかもしれない。理論的ではない。2013/02/26