目次
序章 グローバル資本主義段階(世界経済の歴史的展開過程;現代資本主義をめぐる諸言説 ほか)
第1章 馬場理論の形成と展開、深化・逍遙(馬場理論の形成:宇野三段階論と大内国家独占資本主義論の統合―崩壊期資本主義の証明;馬場理論の展開:富裕化・会社主義・新資本主義論 ほか)
第2章 世界経済論と段階論―馬場段階論の検討(馬場段階論の成立とその背景;馬場段階論の含意)
第3章 アメリカ資本主義の歴史的特質―馬場のアメリカ資本主義論(出発点としての1960年;「アメリカ型生産力」と現代資本主義論 ほか)
第4章 社会編成論としての馬場の現代資本主義論―「外囲」、「周辺」、「外部性」を中心に(主要著作にみる馬場の現代資本主義論の分析視点―「外囲」、「周辺」、「外部性」を中心に;残されている若干の論点、課題 ほか)
著者等紹介
小澤健二[オザワケンジ]
1941年生まれ。1971年東京大学経済学研究科博士課程修了。1990年経済学博士(東京大学)。現在、日本農業研究所客員研究員、新潟大学名誉教授
小林襄治[コバヤシジョウジ]
1942年生まれ。1973年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。元、日本証券経済研究所研究員、青山学院大学・専修大学教授
工藤章[クドウアキラ]
1946年生まれ。1975年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学名誉教授
鈴木直次[スズキナオツグ]
1947年生まれ。1976年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。1992年博士(経済学)(東京大学)。現在、専修大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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