内容説明
3月8日の国際女性デーその起源をたどる旅。今や世界平和を希求するグローバルな女性連帯の日として定着した「国際女性デー」。20世紀初頭に始まったその歴史と意義を、著者の長年の研究成果から再確認する。2004年以降の主要動向を補章として附す。
目次
1 知っていますか?一九七七年の国連総会が国際女性デーをきめたことを
2 女性デーはアメリカ社会党の女性たちのアイデア
3 国際女性デーの誕生―ドイツの女性運動との合流
4 ロシア革命と第三インターナショナルを潜り抜ける女性デー
5 日本の国際女性デーのエポック
増補版補章 二〇〇四年から一九年への国連および国内の「国際女性デー」の展開
著者等紹介
伊藤セツ[イトウセツ]
1939年函館生まれ。1962年北海道大学経済学部卒業。1968年同大大学院経済学研究科修士課程を経て博士課程単位取得満期退学。経済学博士(1984年北海道大学)。1968‐1989年北星学園女子短期大学、東京都立立川短期大学講師‐助教授‐教授。1981年旧東独「ライプツィヒ‐クラーク・ツェトキーン教育大学」に都費派遣短期研修。1989‐2009年昭和女子大学教授。同大女性文化研究所所長、大学院生活機構研究科長を経て2009年3月同大定年退職。5月~昭和女子大学名誉教授。著書は『クラーラ・ツェトキーン ジェンダー平等と反戦の生涯』(御茶の水書房、2013.)(2014年第20回社会政策学会学術賞受賞、2018年増補改訂版出版)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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