内容説明
泥土のような深い眠りの中から男は目覚めた。殺人の容疑を受けているその男は洪水のように語り始める。だが、内容は被害者しか知り得ないものだった…。僕は妻の日記から彼女の浮気に気づいた。盗聴器をしかけ、ビデオテープを入手し、想像を絶する濃厚な情交に忍び寄る。我を忘れ情事を再体験することにのめりこんでいく僕は恍惚に酔いしれるのだったが…。言語をクラッシュさせ、メタフィジカル・ワールドを解き放つ、全く新しい異能のデビュー。
著者等紹介
国分寺公彦［コクブンジキミヒコ］
１９５８年東京生まれ。早稲田大学大学院修了。英国イースト・アングリア大学大学院修了。英米文学、小説理論を研究、教鞭を執るが１９９８年神秘学研究のため職を辞す。東西の様々な身体技法や舞踏にも造詣が深く、シュタイナーの舞踏・オイリュトミーを自ら実践する
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感想・レビュー
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ag0514@だが断る👼
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☆☆☆ 角川ホラー文庫。これってホラーなの？途中までは、わりと面白かったのだけど、どんどん意味不明になっていく。エロ描写も激しめなのであまりオススメできないです。「盗み耳」って？2019/04/13
まめなやつ【多摩市多摩センター整体マッサージ】
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主要な人物三人がみんな”変態”といういささか共感しにくい設定。ただ、人間の心理の変化という意味では面白いかなと思って読んだが、後半三分の一あたりから”？”になり、最後の最後で”？？？”となって終わった。作者も途中から混乱しちゃったのかな？んで、ホラー…なのか？よくわからないお話でした。2015/03/31
