戦後日本の反戦・平和と「戦没者」―遺族運動の展開と三好十郎の警鐘

個数:

戦後日本の反戦・平和と「戦没者」―遺族運動の展開と三好十郎の警鐘

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ キク判/ページ数 328p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784275020680
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C3021

内容説明

なぜ反戦・平和は無力なのか?戦後日本の国是ともいうべき反戦・平和の可能性と限界について、戦没者遺族運動の追求した「戦没者」像に注目して読み解く。反戦と平和の乖離に対する劇作家三好十郎の警句は決して過去のものではない。

目次

序章
第1章 戦没者遺族運動の出発と戦後国家への志向
第2章 犠牲者=受難者としての「戦没者」と反戦・平和
第3章 受難者から貢献者へと転換する「戦没者」
第4章 戦没者遺族の世代間格差克服の試みと英霊精神の再生
第5章 兵士・戦没者・遺族をめぐる劇作家三好十郎の視線
終章

著者等紹介

今井勇[イマイタケシ]
1976年香川県生まれ。筑波大学博士課程人文社会科学研究科単位取得退学。博士(文学)。現在は筑波大学・東京外国語大学などで非常勤講師。2017年4月より、国立公文書館アジア歴史資料センター調査員(非常勤)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふとし

0
戦没者遺族は戦後国家から見放されたためまともに生活することが困難となり遺族運動が生じた。天皇が戦前戦後を通し連続しえたことで遺族においても戦前戦後が連続する可能性を見いだせたのは重要。遺族運動が進むにつれて反戦・平和が乖離していく。我々は戦争を忌避しているものの、戦没者を英霊としてたたえている。この行為が大いなる矛盾であることに気づかされる。他国の軍隊が攻め込んできたらどうする?の問いに対し、自衛のために戦うか、それとも武器を手に取らず殺されるか。平時から考えておく。緊迫する現代において考察の深い一冊。2017/10/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12130612
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品