内容説明
概念史的アプローチに基づく近代解釈学の成立史。１８・１９世紀の文献学、論理学、聖書学、美学からの系譜。ディルタイ、ハイデガー、ガダマーの解釈学の源流がここに明らかに。日本シェリング協会研究奨励賞受賞。
目次
第１部 言語と思考（解釈学の二分法；図式）
第２部 追構成（プラトン解釈；追構成；洞察（予見）
よりよき理解）
第３部 一般解釈学（解釈学と論理学；聖書解釈学）
著者等紹介
桑原俊介［クワハラシュンスケ］
１９７８年静岡県生まれ。東京大学文学部思想文化学科卒業、東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程単位取得退学、日本学術振興会特別研究員（ＰＤ）、フンボルト大学ベルリン研究滞在、博士（文学）。現在、東京大学文学部美学芸術学研究室教務補佐員、多摩美術大学、国士舘大学、聖心女子大学、日本大学、國學院大学非常勤講師。専門は美学、解釈学、真理論。日本シェリング協会研究奨励賞（２０１４年度）受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
