目次
序章 労働組合史論の課題と方法
第1章 イタリアにおける階級的労働組合の生成過程
第2章 「階級的労働組合運動の光と影」―1950年代のイタリア労働組合運動
第3章 1962‐63年イタリア金属機械協約闘争の意義―近年の日本労使関係研究が見落としたこと
第4章 イタリアの危機と労働市場―労働者の階級的統一の諸条件
第5章 個別企業に見る“暑い秋”
第6章 労働組合運動の団結構造―イタリアの協約権分節化を中心に
第七章 危機と対決するイタリア労働組合運動―その戦略と帰結
第8章 CGIL方針転換の意味するもの―大企業労働組合運動に限定して
第9章 イタリア労働組合運動とEC統合戦略