子どもの養育の社会化―パラダイム・チェンジのために

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子どもの養育の社会化―パラダイム・チェンジのために

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  • サイズ A5判/ページ数 156p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784275010643
  • NDC分類 376.1
  • Cコード C3037

内容説明

「子どもの養育」はいまパラダイム・チェンジを迫られている。女性の「働く権利」と子どもの「育つ権利」を中心軸にすえて、「子育ち」のシステムをどう再構築するか。長年、保育士養成にかかわってきた保育学研究者たちが、この問題について研究会をもち、真摯な討論をかさねてきた。それぞれの専門分野からの「養育の社会化」にむけての問題提起の書である。

目次

第1章 女性の人権と「子どもの養育」―「女性および女性市民の権利宣言」(1791年)から「女子差別撤廃条約」(1979年)へ
第2章 保育所「若竹の園」と大原孫三郎の経営理念
第3章 高田慎吾の児童養育の社会化
第4章 子どもの貧困と「子育ち」支援―釜ヶ崎の「こどもの里」(無認可児童館)の歴史と実践を支える理念
第5章 障害乳幼児の「育つ権利」の保障
第6章 フランスにおける子ども主体の「保育学校(l’´ecole maternelle)」―小学校化する教育政策から「独自性」への転換

著者等紹介

安川悦子[ヤスカワエツコ]
1936年横浜に生まれる。名古屋大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士(名古屋大学)。名古屋市立大学名誉教授、元福山市立女子短期大学学長。公益財団法人・東海ジェンダー研究所理事。専攻分野は社会思想史、ジェンダー論

高月教惠[タカツキノリエ]
1948年大阪府に生まれる。奈良女子大学文学部幼稚園教員養成課程修了後、奈良女子大学文学部教育学科卒業(文学士)。保育所、幼稚園など勤務を経て、公立新見女子短期大学(1999年校名変更により新見公立短期大学)講師・助教授・教授・福山市立女子短期大学教授を経て福山市立大学教育学部教授。専攻分野は保育学、幼児教育学

加納三千子[カノウミチコ]
1944年広島県生まれ。広島大学教育学部教育専攻科修了、家政学士。福山市立女子短期大学名誉教授。専攻分野は生活学

八重樫牧子[ヤエガシマキコ]
1948年広島市に生まれる。関西学院大学大学院人間福祉研究科博士課程後期課程人間福祉専攻修了、博士(人間福祉)。ノートルダム清心女子大学人間生活学部講師、川崎医療福祉大学医療福祉学部医療福祉学科教授を経て、福山市立大学教育学部児童教育学科教授。専攻分野は児童家庭福祉学

高橋実[タカハシミノル]
1958年岡山県井原市生まれ。筑波大学大学院教育研究科修了、教育学修士。東京都杉並区立杉並生活実習所心理技術職、京都大学教育学部研究生、大阪府堺市東部作業所生活指導員、福山市立女子短期大学保育科講師、助教授、教授を経て、福山市立大学教育学部教授。専攻分野は児童家庭福祉学、特別支援教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

7
子どもの養育の社会化を女性と子どもの権利の拡大を結び付けて論じられた本です。フランス人権宣言は「男性の人権宣言」であったのに対し「女子差別撤廃条約」が女性をはじめ男性をも含めた人々の人権をうたったものであり、人間として育つうえでどのような環境が大切なのかの問題意識が貫かれています。そして、日本の1925年という早い時期に保育園として出発した「若竹の園」は託児所とは違い、幼児の発達権と女性の労働権を結び付けたものであったことを明らかにしています。また、障害児保育やフランスの保育についても論じられています。2014/04/17

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