内容説明
グローバル金融危機以降の日系縫製企業による中国からバングラデシュへの国際的な移転をジェンダーの視点から分析することを通じて、日系縫製企業の国際移転の特徴と課題を明らかにする。
目次
第1章 研究目的・先行研究・研究手法
第2章 独立後のマクロ経済政策とジェンダー
第3章 工業化の動向と工業政策―縫製産業の誕生と成長
第4章 工業化と新しい労働力としての女性
第5章 グローバル金融危機後の日系縫製企業の国際移転―株式会社マツオカコーポレーションの事例から
第6章 バングラデシュ工場の女性労働力―熟練度・賃金査定・世帯/世帯保持
第7章 日系縫製企業の技術移転のジェンダー分析
第8章 結論
著者等紹介
長田華子[ナガタハナコ]
1982年東京都生まれ。2005年東京女子大学文理学部社会学科卒業。2008年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士前期課程修了。修士(社会科学)。2012年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(社会科学)。2006年‐2007年お茶の水女子大学大学院を休学し、バングラデシュ人民共和国ダッカ大学社会科学部女性学・ジェンダー学科に留学。2012年お茶の水女子大学リサーチフェローを経て、現在、日本学術振興会特別研究員(東京大学社会科学研究所)、東京女子大学、東京家政学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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