内容説明
国内島嶼のなかでもとくにコミュニティ機能の卓越した沖縄島嶼を具体事例とし、架橋化という主要振興事業のケースに焦点を当てながら、この島嶼社会衰退の要因について解明を試みる。
目次
第1章 戦後日本の島嶼政策
第2章 架橋時代の到来
第3章 二事例の時間的連続性と島々の歩み―さらなる離島化
第4章 浜比嘉島における架橋化に伴う社会変容
第5章 古宇利島における架橋化に伴う社会変容
第6章 架橋化に伴う島嶼社会の変容
著者等紹介
前畑明美[マエハタアケミ]
専門分野は社会地理学、島嶼政策論、沖縄地域研究、海洋開発。法政大学大学院人文科学研究科地理学専攻博士後期課程修了。博士(地理学)。現在は法政大学沖縄文化研究所国内研究員、国立国会図書館非常勤調査員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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