内容説明
中華人民共和国成立後の60余年間におよぶ紆余曲折の人口政策史の歴史的確認と検証、および改革・開放後のいわゆる“一人っ子政策”実施後の動向を年譜と統計でフォローする。ネット検索などではとらえられない、第一次資料的価値をもつ貴重な現実を提示するとともに、今後の中国の人口・社会学の再構築にとって重要な知見を示す。
目次
1 人口政策・人口動態についての年譜:1949~2012年
2 人口統計基本資料(基本人口;人口センサス ほか)
3 人口・社会学関連の用語・概念・訳語の解説
4 (中国人口・計画出産法:2001年;流動人口計画出産工作条例:2009年 ほか)
5 (こちらが訪問して研究協力いただいた中国人口・社会学関連の主要研究機関とその代表者及び調査研究地;中国における主な人口科学研究機関他)
著者等紹介
若林敬子[ワカバヤシケイコ]
1944年千葉県に生まれる。1967年東京女子大学文理学部社会学科卒業。1969年東京大学教育系大学院教育社会学修士課程修了、70年同博士課程中退。厚生省人口問題研究所(1970年5月~1997年3月)。1997年東京農工大学農学部国際環境農学教授を経て、名誉教授・シニアプロフェッサー。社会学博士。専攻、人口社会学、地域社会学、教育社会学
聶海松[ジョウカイショウ]
1980年中国河北省〓(たく)州市生れ。2000年来日。2010年東京農工大学連合農学研究科、博士取得(農学博士)。特別研究員を経て2011年11月より東京農工大学大学院女性未来育成機構助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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