二〇世紀崩壊とユーゴスラヴィア戦争―日本異論派の言立て

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  • サイズ A5判/ページ数 329p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784275008954
  • NDC分類 239.3
  • Cコード C0036

目次

思想的総括の社会主義論―社会改革を照射する視座の確立へ向けて
経済社会を見るために
自主管理社会主義期の諸民族主義
ユーゴスラヴィア内戦の歴史と現実―久保慶一著『引き裂かれた国家 旧ユーゴ地域の民主化と民族問題』(有信堂 二〇〇三年)をめぐって
旧ユーゴスラヴィア多民族戦争の欧米的諸要因
旧ユーゴスラヴィア多民族戦争再論―語られざる諸事件
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ多民族内戦の深層
バルカンにおける民族・歴史・文明の葛藤―今日のコソボ問題を考える
映画「カルラのリスト」(東京都写真美術館ホール)と映画「サラエボの花」(岩波ホール)をめぐって―クルト・ケプルナー著・元吉端枝訳『戦争の国への旅 ユーゴスラヴィアでの一外国人の体験』を読むために
コシトゥニツァ政権発足後のユーゴ情勢―民族主義者を選んだセルビア民衆
方法論的民族主義を私はすすめる―東洋の文化的伝統にも学ぶべき
社会主義体制成立と崩壊の根拠―ユーゴ自主管理が生んだ「兄弟殺し」の悲劇
原体験から導かれた内村・社会主義論の射程―解説=内村剛介を読む
ロシア・東欧の階級形成闘争―弁護論と批判論

著者等紹介

岩田昌征[イワタマサユキ]
千葉大学名誉教授。セルビア科学芸術アカデミー外国会員。経済学博士。1938年生まれ。1963年東京大学文学部西洋史学科卒。1969年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。この間64~67年にかけてユーゴスラヴィア留学。76~78年にかけてポーランド・ユーゴスラヴィア在外研究。比較経済体制論専攻。アジア経済研究所研究員、北海道大学教授、千葉大学教授、東京国際大学教授を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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