目次
古英詩『ジューディス』の女性描写―語彙選択の視点から
『貿易商人の話』のメイは五月のように美しいか
ミルトンのダリラとイブ―貞女でもなく悪女でもなく
シャーロット・ブロンテとコンプレックス
『めざめ』を読み直す
ヴァージニア・ウルフにおける「書く」女性たち―処女作『船出』をめぐって
マーガレット・フラーのイタリア便り―教皇ピウス9世とイタリア独立・統一運動
クラーラ・ツェトキーンの文学・芸術評論について
ヘレーネ・シュテッカーの小説『愛』と「新しい倫理」
『剪燈餘話』における婦女自殺考
姫君の〈神性〉と〈家〉―お伽草子『鉢かづき』をめぐって
狂言における化粧―顔を彩る演出
泉鏡花作「通夜物語」のかたち