フィリピン銀行史研究―植民地体制と金融

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  • サイズ A5判/ページ数 356,/高さ 23cm
  • 商品コード 9784275003089
  • NDC分類 338.224
  • Cコード C3033

内容説明

アメリカ植民地期フィリピン銀行史の本格的研究書。1919~22年の国立銀行疑獄の真相を解明。

目次

フィリピン銀行史の研究手法
第1部 アメリカ植民地期の統治機構と金融構造(一八九九~一九四一年)(植民地統治機構と議会政治;通貨制度の変化―金為替本位制からドル為替本位制へ;近代的銀行業の展開過程)
第2部 植民地体制形成期の政府系銀行(一九〇一~一八年)(フィリピン政府農業銀行の設立と運営;フィリピン国立銀行の発足と農業融資)
第3部 第一次世界大戦直後の金融危機とフィリピン国立銀行(一九一九~二七年)(フィリピン国立銀行と通貨準備枯渇問題;フィリピン国立銀行の商工業向け融資;フィリピン国立銀行と通貨制度の再建)
アメリカ植民地期フィリピン統治体制と金融

著者等紹介

永野善子[ナガノヨシコ]
1950年東京に生まれる。1973年津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。1981年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。1988年一橋大学社会学博士。現在、神奈川大学外国語学部教授。専攻は国際関係論・東南アジア研究
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