内容説明
山岳書コレクターの本への愛着と拘泥。現代に逆行するごとく山の本蒐集に賭けた、昭和の濃密な時代を描く。
目次
第1章 ガイドブックがなかった時代
第2章 雑誌の蒐集とガイドブック
第3章 古本ハイキング
第4章 山の本屋交友録
第5章 思い出の一冊
第6章 夢の山岳図書館
著者等紹介
野口冬人[ノグチフユト]
昭和8年東京生まれ。中学2年のとき、富士山に登って以来、10代から20代にかけては、ハイキングから沢登り、岩登り、冬山登山に熱中。あわせて山の本に興味をもち、雑誌、ガイドブックをはじめ、あらゆる山岳書の蒐集を始める。昭和32年秋、「わらじの仲間」を創立、初代会長になる。昭和40年代に入ると、仕事の関係から旅行本の編集、ガイドブックにかかわり、特に温泉関係の本の編集のため、全国の主要温泉地を歴訪、温泉関係の本を多数執筆。平成16年、環境省大臣表彰を受ける。日本山書の会、山村民俗の会会員、現代旅行研究所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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