出版社内容情報
【セールスポイント】
21世紀の巨大ビジネスを目指すDVD-RAMのすべて
【発刊の目的と内容】
パッケージ系マルチメディアの究極の姿といわれるDVD-RAM．いよいよ商戦は今年始まり，その期待はきわめて大きい．容量拡大，用途開拓，各社の媒体と半導体レーザーの開発など各社の陣取り合戦が繰り広げられている．ここで繰り広げられている各社それぞれのテクノロジー開発，ビジネス戦略・思惑とは何か．そして，その技術が今後どのように展開し，新しい産業を創造していくのか．この過程で生まれる新しい企業とは．
DVD-RAMから，21世紀のビデオ，オーディオ，コンピュータとその産業を展望する．DVD-RAMアプリケーションへの期待と今後の課題，技術の展望なども行う．
【購読対象者】
21世紀の技術とビジネスをにらんでいる人
DVDユーザー，マルチメディアタイトル制作者
DVD-RAM/DVD/CD，記憶媒体ビジネスに直接・間接に係わっている人
内容説明
ここにきて急に盛んになってきた「録画ディスク」の主導権を巡る技術開発、フォーマットの覇権争い、さらにはアプリケーション開発。なぜ、録画ディスクがこれほど注目されるのか。その答えは「ＤＶＤ‐ＲＡＭ」というネーミングに秘められている。各社自身の技術を縦横に駆使して参入が相次いでいる録画ディスク市場は、これからどのように発展するか、そもそも、記録技術はどのように開発されたのか、どんな応用が待っているのか。さらに、録画ディスク・ウォーズの最終勝利者はどのメーカーの、どのフォーマットなのか。本書では、まさに無限に広がっている大市場を目指して参入・激突する、各社の戦略を徹底取材し、この市場の行方を探る。
目次
第１部 夢編（ＤＶＤ‐ＲＡＭにかける夢）
第２部 苦闘編（研究開発の苦闘；実用化への苦闘―ディスク作り；ＤＶＤ‐ＲＡＭドライブ開発の目のつけどころ）
第３部 戦争編（規格制定を巡る戦い；ソニーが仕掛けたＲＡＭ大戦争；パイオニア「ＤＶＤ‐ＲＷ」の衝撃 ほか）
第４部 発展編（これからのＤＶＤ‐ＲＡＭ；ＤＶＤ‐ＲＡＭが拓く巨大市場）
