出版社内容情報
【セールスポイント】
30事例の教訓で配電線波及事故の防止対策を学ぶ!
【発刊の目的と内容】
電力会社の配電線を停電させる波及事故は,付近一帯の住宅や商店,事務所ビルなどに多大な迷惑をかけ,社会的に非常に大きな影響を与える.本書は,実際に起こった配電線波及事故の事例を30例収録し,事故発生前の状況や事故発生状況,復旧状況,事故再発防止対策などを克明に解説してある.また,万一,波及事故になったときの監督官庁への電気事故速報,詳報の書き方,波及事故の発生原因などについても解説している.
【購読対象者】
・自家用電気設備の保安技術者
・電気管理技術者
・電気保安協会の技術者
内容説明
電力会社の配電線を停電させる波及事故は、付近一帯の住宅や商店、事務所ビルなどに多大の迷惑をかけ、社会的に大きな影響を与えます。本書は、高圧受電設備のしくみをはじめとして、万一、波及事故になったときの監督官庁への電気事故速報および電気事故詳報の書き方、電子申請による方法などを収録してあります。また、事故の発生から復旧までをドキュメンタリー風に2例紹介するとともに、実際に起こった代表的な配電線波及事故の事例を30例収録し、事故発生前の状況、事故発生の状況、復旧の状況、事故再発防止対策などについて写真や図を多用し、克明に解説してあります。
目次
第1章 高圧受電設備のしくみと電気事故(高圧受電設備のしくみ;電気事故の分類と波及事故;配電線停電時の調査手順)
第2章 事例で見る配電線波及事故と対策(高圧引込用ケーブルが絶縁破壊し地絡;台風によりキュービクル内へ雨水が浸入し地絡;ケーブル端末部と引留クランプ間にハトが接触して地絡 ほか)
第3章 配電線波及事故とその傾向(配電線波及事故の実態;高圧設備の機器別、原因別事故発生状況;高圧設備の雷による事故発生状況 ほか)
著者等紹介
森田潔[モリタキヨシ]
1949年10月11日生まれ。1973年東京電機大学電気工学科卒業。現在、(財)関東電気保安協会情報システム本部勤務
佐野真鈴[サノマスズ]
1959年5月1日生まれ。1980年国立沼津工業高等専門学校電気工学科卒業。現在、(財)関東電気保安協会技術部勤務
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