出版社内容情報
ランダムウォークと量子ウォークをプログラミングでシミュレーション!
ランダムウォークは、現在の科学分野では数学の域を越えて、さまざまな分野で応用されています。それは、社会に現れる現象を説明し、新しい理論や物(もの)を創るために役に立っています。
また、ランダムウォークの量子類似物である量子ウォークも、量子コンピュータの基礎理論構築に応用されており、これからの科学分野の広い範囲で活躍することが期待されています。
本書では、ランダムウォークと量子ウォークの性質を理解するうえで必要な知識を、Cのプログラミングから得られる数値計算結果を見ながら学んでいきます。
【目次】
目次
第1章 ランダムウォーク(ランダムウォークとは?;1次元格子上の離散時間ランダムウォーク;半直線上の離散時間ランダムウォーク;2次元格子上の離散時間ランダムウォーク;1次元格子上の連続時間ランダムウォーク)
第2章 有限グラフ上の離散時間ランダムウォーク(グラフとは?;パスグラフ上;円環上;完全グラフ上)
第3章 量子ウォーク(量子ウォークとは?;1次元格子上の離散時間量子ウォーク;半直線上の離散時間量子ウォーク;2次元格子上の離散時間量子ウォーク;1次元格子上の連続時間量子ウォーク)
第4章 有限グラフ上の離散時間量子ウォーク(パスグラフ上;円環上;完全グラフ上)
著者等紹介
町田拓也[マチダタクヤ]
2005年横浜国立大学工学部生産工学科卒業。2022年日本大学生産工学部准教授、現在に至る。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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