出版社内容情報
これからのSTEAM教育におすすめの一冊!
欧米ではSTEM(またはSTEAM)教育が盛んに行われている中で、日本でも2020年からの小学校プログラミング教育の必修化に伴い、現場の先生方からは「時間がとれない」「どのように始めたらよいのか分からない」といった声が多く上がってきております。小学校の先生の多くは文系出身の先生であり、中高のように教科担任制でもないため、苦手な理数系の分野(特に理科実験など)は敬遠されやすい傾向にあります。本書では、「図画工作+実験(算数・理科)+プログラミング」「図画工作+音楽+プログラミング」など、今までそれぞれの教科で独立して教えていた内容を、横に横断させ、「つくる→試す(実験)→応用する」の一連の流れを作ることで、教科書上の理論だけではなく、実体験ができる授業展開が可能となります。
小学校の先生向けのやさしくコンパクトな内容(必要最低限の内容)ですので、手軽に始めたい一般の方や個人塾などでの活用も期待できます。
目次
第1編 プログラム教育を成功させるための教育メソッド(シンギュラリティ2045年;AI時代の教育;いろいろな教育メソッドとAI時代の教育 ほか)
第2編 デジタルマシンのセットアップ(インターネットへの接続;Scratch3について;Scratch3の使い方 ほか)
第3編 工作&実験とプログラミング(発電;モーター;音波・音楽 ほか)
著者等紹介
川村康文[カワムラヤスフミ]
1959年京都市に生まれる。1983年京都教育大学卒業。1983年より京都府立学校、京都教育大学附属高等学校を経て、信州大学へ、その間、2003年京都大学エネルギー科学研究科にて博士(エネルギー科学)。現在、東京理科大学理学部第一部物理学科教授
前田譲治[マエダジョウジ]
1965年東京都に生まれる。1993年東京大学大学院博士課程単位取得退学後、1996年同大学大学院にて博士(工学)。現在、東京理科大学理工学部電気電子情報工学科教授
小林尚美[コバヤシナオミ]
1966年大阪府に生まれる。1986年大阪女子短期大学児童教育科幼児教育専攻卒業。4歳からスズキ・メソードでピアノを習い、幼稚園教諭や保育士として音楽に親しむ心の教育を幼児に実践してきた。園長経験を経て、東京理科大学総合研究院「未来の教室・サイバーメディアキャンパス懇談会」・未来の教室プロジェクトに参加し、幼児の理科実験について研究を行っている。現在、東京理科大学川村研究室研究補助員、幼児教育専門家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。