内容説明
ローエイシア会長でもあった著者が、中国人留学生の研修を事務所で受け入れ、学生を指導して現代中国の法整備状況を日本に伝えるべく続けた、「国際商事法務」誌上に18年間連載した「人民日報」の法律記事の翻訳をまとめたもの。中国の開放政策に沿って急速に進められた文法政策の動向を活写している。日中法文化交流の貴重な成果である。
目次
1 対中国企業移転の進行と基本法制の整備(1986~1989年)(上海海事法院、日本貨物船「ウスキパイオニア」号を差押え;約4000の企業法務部設立、約3万2000の企業法律顧問を招聘 ほか)
2 対中国投資拡大と会社法制等の改革(1990~1993年)(輸入商品質量許可証申請手続;国家商検局、二商検法規を公布 ほか)
3 先進技術型外資企業の誘致を拡大(1994~1997年)(中国固定資産投資が激増;中国、銀行法の制定に着手―来年公布の見通し ほか)
4 市場開放の加速(1998~2004年)(中国渉外税金徴収の規範化;国際商業貸付の借入れおよび輸入設備免税に関する新規定 ほか)
著者等紹介
小杉丈夫[コスギタケオ]
松尾綜合法律事務所・弁護士。元ローエイシア会長
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