出版社内容情報
内藤廣の建築図面集!各プロジェクト最重要の図面の数々を収録!
日本を代表する建築家の内藤廣が、1981年に自身の建築事務所を開いてから現在に至るまでの、代表的な18の建築の設計図面を一冊にまとめた本です。
いずれの設計図面を目の前にすると、「この図面からあの美しい建築が作り上げられているのか」と、深い感慨が押し寄せてきます。
大規模な建築ともなれば図面は優に1000枚を超えると言われます。それらすべてをチェックすることは欠かせないですが、中でも内藤が設計中に肌身離さず注力している重要図面があります。
それが技術やシステム、構造、設備、デザインのすべて網羅した「平面詳細図と断面詳細図(矩計図)」です。
これらは内藤建築の質を決定づけている図面と言ってもよく、内藤廣が建築に何を込めたかを伝えてくれます。本書はそれらを余すことなく収録しています。
内容説明
初期の代表作「海の博物館」(1992)から近作「日向市庁舎」(2019)まで技術やシステム、構造、設備、デザインのすべてを網羅した断面矩計図を中心に、プロジェクトの最重要と位置づけられた図面のみで構成された、全18作品。描き下ろしのドローイングも収録。
目次
1章 1992‐1999(海の博物館(1992)
安曇野ちひろ美術館(1997)
茨城県天心記念五浦美術館(1997)
十日町情報館(1999)
牧野富太郎記念館(1999))
2章 2001‐2011(倫理研究所富士高原研修所(2001)
島根県芸術文化センター(2005)
日向市駅(2008)
高知駅(2009)
虎屋京都店(2009)
旭川駅(2011))
3章 2014‐2019(九州大学椎木講堂(2014)
静岡県草薙総合運動場体育館(2015)
住居No.40(2016)
富山県美術館(2017)
福井県年縞博物館(2018)
とらや 赤坂店(2018)
日向市庁舎(2019))