じらしたお詫びはこのバスジャックで

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863110786
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

バスジャック犯に占拠された高速バス。暴走する閉鎖空間では恐怖と笑いが幾度も入れ替わり、ありそうでなかった「感動」があなたの心を鷲づかみする!万城目学らを輩出したボイルドエッグズ新人賞から、新しい才能の誕生です。

晴れ渡る湾岸の高速道を快調に走るバスは、今「バスジャック犯」に占拠されていた。バスには、東京から越してきたばかりの栗山家の三人を含む、それぞれ事情を抱えた八人が乗り合わせていて……。
暴走する閉鎖空間で、めまぐるしく入れ替わる恐怖と笑い。ありそうでなかった「感動」が、あなたの心を鷲づかみージャックーする!

万城目学らを送り出したボイルドエッグズ新人賞から、新しい才能が誕生しました!

【著者紹介】
1976年東京生まれ。三歳より千葉県浦安市で育つ。東海大学政治経済学部を卒業後、ミュージシャン、家業である消火設備会社の二代目ボンボンを志すも挫折。現在は映像制作を生業としつつ、配信回数二千回以上を誇るポッドキャスト「こむぞう」にてパーソナリティを務める。本書『じらしたお詫びはこのバスジャックで』で第14回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家デビュー。

内容説明

晴れ渡る湾岸の高速道を快調に走るバス。その閉じられた空間は、いま「バスジャック犯」に占拠されていた。「俺は人を殺せる男だ、でも殺さない男だ。わかるか?」バスには、東京から越してきたばかりの栗山家の三人を含む、それぞれ事情を抱えた八人が乗り合わせていて…。次々と予想を裏切り続ける展開に込められた「祈り」。そして姿を現す「ミラクル」とは?第14回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。

著者等紹介

大橋慶三[オオハシケイゾウ]
1976年東京生まれ。三歳より千葉県浦安市で育つ。東海大学政治経済学部を卒業後、ミュージシャン、家業である消火設備会社の二代目を志すも挫折。現在は映像制作を生業としつつ、配信回数二千回以上を誇るポッドキャスト「こむぞう」にてパーソナリティを務める。『じらしたお詫びはこのバスジャックで』で第14回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

13
バスジャックの連鎖が最期にはという、どちらかというとドタバタコメディの作品だけどこむぞうのリスナーとしては読まねばなるまいと思って読んだけど、正直帯に書いてある『ありそうでなかった「感動」があなたの心を鷲づかみ(ジャック)する』は言い過ぎだと思う。今後も続けて読む作家になるかは微妙だけど、自分でも小説を書きたい気持ちが高まったのは事実2013/02/21

えぐざんぽ

12
バスジャックされたバスの中で起こる、はちゃめちゃな展開(笑)。壊れかけた家族の再生あり、新しい愛の形に目覚めるものあり!?。狐につままれたのはリーゼントにグラサンの二人組の何だか勘違い警察官。一時、たまたま乗り合わせるバスの中。皆色々な思いを抱えているんだろうなぁ。軽く読めた。2013/01/26

そうたそ

10
★★☆☆☆ ボイルドエッグス新人賞受賞作は「鴨川ホルモー」以来。「鴨川ホルモー」が良かったので手にとってみたが、とんだ肩透かしを喰らった。設定自体は結構ハチャメチャで面白そうなのだが、読んでみれば底が浅いというか薄っぺらいというか。単なるドタバタ劇で終わらせればまだマシなのだろうが、家族再生的なストーリーまでも描こうとする上に、バスの乗客一人ひとりの背景を描くことにまで手を出したために、全てにおいて中途半端。一度は消えたバスジャックを再度薦める千恵の気持ちや康平という人物自体も意味が分からない。2013/03/05

しろ

9
☆7 映像関係な著者名だけあって、舞台とか映画っぽい感じ。脈絡のない三谷幸喜みたいな?常にハイテンションで馬鹿らしいコメディ作品。理不尽というか破天荒というか…。ディズニーランドへと向かうバスの中、数少ない乗客の中に不穏な奴が、しかしバスジャックは一人じゃない!?キャラが現実離れしすぎてて、シュールギャグ漫画のようで、だけどなぜか最後には再生の物語的なハッピーエンドが。彼がお戻りになられた時なんかはなぜか感動。よく分からないけど面白かった。2013/01/12

rakim

6
キンドル3Gから使い方を模索していて初めての無料本(プライム会員なので月一冊無料らしい)として読んでみました。家族の再生というテーマとスラップスティックの組み合わせは面白いのだけれど、物語に乗っかって面白いと思う前に引いてしまう部分があるのは残念。2014/06/14

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