図でわかる規矩術

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  • サイズ B5判/ページ数 235p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784274221972
  • NDC分類 525.2
  • Cコード C3052

出版社内容情報

規矩術の基本から応用まで、その奥義が修得できる!
建築大工 技能検定[1級/2級]実技試験問題および解説を掲載!
規矩術は、さしがねを使って複雑に組み合う木造建築の接合部分を、正確に巧みに作り上げていく技術です。

本書は、職業訓練指導員として多年の実績をもつ著者が、初級~中級の大工技術者向けに、規矩術の基本から応用までを図版を多用して説き起こし、1冊で修得できるようまとめたものです。

[基礎編] 1章で規矩術の原理をていねいに解説し、2章で屋根勾配から派生する勾配の割出し方を、3章で屋根の構造(小屋組と軒回り)をわかりやすく解説。

[応用編] 4章以降は基本的なものから伝統的なものまで、各部材の墨付け実技の実際を屋根形ごとに図解。

[付録] 日本の建築儀式をわかりやすく解説した「上棟式と祝詞」および技能検定受検者向け「建築大工 技能検定[1級/2級]実技試験問題」および「解説」を掲載。

内容説明

伝統の技「規矩術」を、初歩からわかりやすく解説。あらゆる取合い部の墨付けの実際を徹底的に図解。建築大工実技試験(1級・2級)問題および解説。掲載「幾何算術法」による画期的な解説。

目次

第1章 規矩術とさしがね
第2章 勾配について
第3章 小屋組の構造
第4章 棒隅屋根部材の墨付け
第5章 船〓(せがい)造りの工法
第6章 起り屋根と反り屋根
第7章 振れ隅屋根
第8章 多角形屋根
第9章 扇垂木の工法

著者等紹介

富樫新三[トガシシンゾウ]
1929年新潟県に生まれる。1954年住宅建設協同組合に入社。1957年山形県立鶴岡工業高等学校建築科卒業。1958年土地家屋調査士。1961年山形県立鶴岡工業高等学校建築科勤務、傍ら高等職業訓練校(3校)非常勤講師(~1994年)。1962年1級建築士。1974年高等学校教諭2級普通免許取得。1980年山形県職業訓練功労賞受賞。1988年山形県産業教育振興功労賞受賞。1989年山形県教育振興功労賞受賞。新・建築設計事務所及び土地家屋調査士事務所創設。1990年労働大臣認定職業訓練功労賞受賞。1991年山形技術専門学校非常勤講師(廃校により1993年退職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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