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気象との対話

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  • サイズ A5判/ページ数 212p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784274215438
  • NDC分類 451
  • Cコード C3044

内容説明

気象学や気象技術とかかわりを持ってから現在に到る60年近い歳月をふり返り、どのように気象をはじめとする自然現象に対してきたか、自然現象を見てきたかを吟味し、これからを展望。「常識」の権威に対して、少し違ったアプローチで各事項の本質に迫ることも可能ではないか、との考えも吐露している。

目次

第1章 自然探究の基本的スタンス
第2章 気象学・気象技術の歩みを顧みて
第3章 自然学としての気象学を求めて―複雑系気象学序説
第4章 気象学・気象技術のいくつかのトピックスを追って
第5章 気象学・気象技術におけるブレークスルーをめぐって―ブレークスルーはどのようにして実現するのか
第6章 これからの気象学・気象技術を考える

著者等紹介

新田尚[ニッタタカシ]
1955年東京大学理学部地球物理学科卒業。1965年理学博士(東京大学)。1990年気象庁予報部長。1992年気象庁長官。1993~2000年東海大学教養学部特任教授。2000~2006年株式会社ハレックス相談役、顧問歴任。専攻は天気予報技術(数値予報論)、大気大循環論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばこ

0
図書館から借りて読了。試験向けのテキストも監修されている中で、こういう形で何を、ということを思いつつ読んだところ、気象学史とこれからの話を網羅的に、という内容。その内容自体はもっと精緻に振り返っているものがある(例えば堤さんの本)のでそっちを読むほうがよさそうだけど、1点、気象を考える考え方を検討し、見直していく作業(第3章)が面白い所だった。哲学的に気象学を捉える考えはたぶん独特。ここは非常に読みごたえがあったと思う。あと、研究モデルはよくやってる、現業モデルとしてはまだまだ、という記載も。2020/05/17

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