出版社内容情報
【セールスポイント】
基礎からディジタル制御まで1冊でまとめたセメスタ制対応教科書
【発刊の目的と内容】
本書は、制御工学の基礎理論や技術についてまとめた教科書である。ラプラス変換、伝達関数といった基礎理論にはじまり、制御系の解析と設計、状態空間法、ディジタル制御システムまでを、セメスタ制に対応した6章構成で、工夫された例題や図表、演習問題により、わかりやすく解説。
【購読対象者】
大学の電気、電子、情報、システム・制御工学系に関連する学部学生
同分野の初級技術者、企業内教育用テキスト
【詳細目次】
1章 制御理論の学び方
1.1 フィードバック制御の具体例
1.2 工業における制御の役割,重要性
1.3 制御理論の役割について
1.4 MATLAB
1.5 本書の構成
2章 ラプラス変換から伝達関数へ
2・1 ラプラス変換と逆ラプラス変換
2・2 線形時不変システム
2・3 伝達関数とブロック線図
演習問題
3章 制御系の特性を調べる方法
3・1 システムの特性を時間領域で解析する(過度応答解析)
3・2 正弦波入力に対する制御系の応答(周波数応答解析)
3・3 システムの安定性を調べる方法(stability analysis)
演習問題
4章 伝達関数によって制御系を設計しよう
4・1 制御系の性能を評価してみよう
4・2 過渡応答による設計を考える
4・3 周波数応答による設計を考える
4・4 プロセス制御系の設計を考える
演習問題
5章 状態空間法とは何か
5・1 線形システムをより詳しく表してみよう)
5・2 状態空間モデルと伝達関数のつながり
5・3 アクチュエータやセンサは十分か?
5・4 システムは安全に動作するか?
演習問題
6章 ディジタル制御システム
6・1 ディジタル制御の概要
6・2 連続時間と離散時間のシステムの関係を知ろう
6・3 離散時間システムの応答を調べよう
6・4 システムの性質について考えよう
6・5 フィードバックによるシステムの制御を考えよう
6・6 最適レギュレータを設計しよう
演習問題
演習問題略解
参考文献
内容説明
本書は、制御工学の基礎として重要な「制御理論」を、初歩から幅広く学ぶための入門的な教科書として編集されたものである。そのため、従来の制御理論の教科書と異なり、古典制御から現代制御やディジタル制御まで幅広い領域をカバーしている。
目次
1章 制御理論の学び方
2章 ラプラス変換から伝達関数へ
3章 制御系の特性を調べる方法
4章 伝達関数によって制御系を設計しよう
5章 状態空間法とは何か
6章 ディジタル制御システム
著者等紹介
藤井隆雄[フジイタカオ]
1969年大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了。1983年工学博士。現在、大阪大学大学院基礎工学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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