出版社内容情報
【セールスポイント】
基礎から始めて必ず修得できる教科書・自習書の決定版
【発刊の目的と内容】
本書は、長年にわたり全世界で教科書や自習書として広く利用され、定評を得ている米国McGraw-Hill社のSchaum's Outline Seriesの日本語翻訳版である。生化学の第2巻として、酵素のもつ触媒作用および反応速度論について詳しく解説したもので、例題解説と演習問題を通して確実に知識が得られるように構成されている。
【購読対象者】
大学、短大、高専の化学、薬学、農学、バイオ関連学科の学生および教官の方
【詳細目次】
1章 酵素触媒♂1.1 基本概念♂1.2 酵素の種類♂1.3 酵素による結合の切断♂1.4 結合分解速度の促進機構♂1.5 反応速度の増加と活性化エネルギー♂演習問題♂補充問題♂2章 酵素反応速度論♂2.1 序論および定義♂2.2 酵素反応速度の基質濃度依存性♂2.3 グラフによるKmとVmaxの決定♂2.4 酵素妨害-定義♂2.5 酵素反応阻害の式♂2.6 Michaelis-Mentenの式の基本的機構♂2.7 複雑な定常状態の導出♂2.8 複数基質酵素(multireactant enzymes)♂2.9 酵素反応速度に対するpHの影響♂2.10 酵素阻害の機構♂2.11 速い反応♂2.12 調節酵素♂演習問題♂補充問題♂3章 代謝:その理論的基礎♂3.1 はじめに♂3.2 熱力学♂3.3 酸化還元反応♂3.4 生体エネルギー論におけるATPの役割♂3.5 代謝経路の制御点♂3.6 制御シグナルの増幅♂3.7 細胞内の区分けと代謝♂演習問題♂補充問題♂補充問題解答♂索引
目次
第1章 酵素触媒(基本概念;酵素の分類 ほか)
第2章 酵素反応速度論(序論および定義;酵素反応速度の基質濃度依存性 ほか)
第3章 代謝―その理論的基礎(熱力学;酸化還元反応 ほか)