出版社内容情報
【セールスポイント】
ファジィ理論の適用の道筋を実例をあげてやさしく解説
【発刊の目的と内容】
ファジィ理論は、制御や情報処理などの工学分野への応用だけでなく、医学、農学、気象、さらには経営、マーケティング、証券、教育、防災など、極めて広範囲な領域での応用展開が期待されている。本書は、「ノンエンジニアリングファジィ」をキーワードに、政治経済をはじめとする社会・人文科学関連諸分野へのファジィ理論の適用について、実例をあげながらわかりやすく解説している。
【購読対象者】
社会・人文科学系諸分野の学生や研究者およびこれらの分野に関連するシステム・情報系技術者の方々
内容説明
「あいまいさ」と「ファジネス」をどう捉えるか。非理工学分野へのファジィ理論の適用は。社会科学関連分野での今後のファジィ理論・ファジィシステムの展開は。等々を、詳しく解説。
目次
1章 総論
2章 あいまいさの政治学
3章 ファジィ経済論―マクロ経済モデルを中心として
4章 ファジィ意思決定論―企業診断ファジィエキスパートシステム
5章 ファジィ会計論
6章 ファジィ心理論
7章 ファジィ社会システム論
8章 ファジィ技術開発管理論
9章 組織とあいまい性―イクイヴォカリティとメディアリッチネス
10章 ファジィとアンビギュイティ―ファジィは果たしてあいまいか