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出版社内容情報
鳥越 規央[トリゴエ ノリオ]
著・文・その他
内容説明
ベストセラー作品『マネー・ボール』に描かれた、貧乏球団が下剋上を果たす夢を実現した原動力が、統計学的手法で選手を評価するセイバーメトリクスだ。評価の指標はさまざまに進化し、犠牲バントへの疑問符など、戦術面にも大きな影響を与えたが、近年起きた「革命」が、測定技術の発達によるビッグデータの解析だった。従来わからなかった選手やボールの動きをとらえることで次々に生まれた新指標が、野球の真理を明らかにする!
目次
序章 セイバーメトリクスの歴史―草創期から「革命」まで
第1章 セイバーメトリクスの原理―どのように「数値化」するのか
第2章 投手の指標―どこまでが「責任」なのか
第3章 打撃の指標―「得点創出能力」をいかに表すか
第4章 セイバーメトリクスの可視化―「下克上」の原動力とは
第5章 パークファクター―野球は「場所」によって変わる
第6章 守備の指標―「未開の領域」に光を当てる
第7章 走塁の指標―「足」でどれだけ稼げるのか
第8章 総合指標―「二刀流」を評価する
第9章 セイバーメトリクスの革命―テクノロジーが明かす真実
第10章 プロ野球の未解決問題―これからのテーマ
著者等紹介
鳥越規央[トリゴエノリオ]
統計学者。江戸川大学客員教授。1969年、大分県生まれ。1992年、筑波大学(第一学群自然学類数学主専攻)卒業。1997年、筑波大学大学院数学研究科修了。博士(理学)。同年、東海大学理学部に赴任。2007年、スタンフォード大学客員研究員として一年間の研究留学。2017年より現職。日本統計学会、アメリカ野球学会などに所属。JAPAN MENSA会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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