出版社内容情報
【セールスポイント】
SGMLからHTML、XMLを一望できる本!
【発刊の目的と内容】
XML(拡張可能なマークアップ言語)は、電子化文書の国際標準であるSGML(Standard Generalized Markup Language)とその応用としてインターネットで使われるHTML(Hypertext Markup Language)の双方の機能をもつ。昨今は文書・データの単なる交換から、格納、検索などへと利用範囲も広がり、インターネットビジネスでも活用されてきている。本書は、SGMLの誕生とその構造からネットワークを背景としたHTMLへの進展、そしてそれらの統合的な役割をもつXMLについて「わかる本」の続刊として、イラストを混じえわかりやすくまとめる。
【購読対象者】
ネットワーク関連技術者,ビジネスマン
内容説明
本書では、HTMLを理解するという視点に立って、SGMLの複雑多岐にわたる仕様およびXMLの開発の考え方と仕様について説明しています。また、XMLの名前空間であるXML Names、XML文書の部分文書指定であるXPath、XMLのスタイル変換言語であるXSLTについて説明しています。したがってSGML仕様、HTMLのSGML宣言と文書型定義(DTD)および最近注目を集めているXML体系を理解したい人、また、これらを使いこなしたい人を主な対象としています。
目次
1章 SGMLへ至る道
2章 標準一般化マーク付け言語SGML
3章 SGMLからHTML、そしてXML
4章 形式適合XML文書
5章 正しいXML文書
6章 XML Names―XMLの名前空間
7章 XPath―XMLでの部分文書の指定
8章 XSLT―XMLでのスタイル指定と変換
9章 XMLをうまく使いこなすために