内容説明
本書では、情報工学を支えるハードウェア面の基礎については2巻に譲り、理論的基礎について詳述しています。前半では形式言語理論とチューリング機械、述語論理に中心をおいて、また後半では実際に表現、実行できるプログラミング言語として関数型言語LISPと論理型言語PROLOGの二つをとりあげて、できるかぎり平易に解説しました。
目次
1章 言語と文法
2章 正規文法と有限オートマトン
3章 文脈自由文法
4章 文脈自由言語の構文解析
5章 チューリング機械
6章 帰納的関数
7章 述語論理
8章 関数型言語LISP
9章 LISPとラムダ算法
10章 論理型言語PROLOG