内容説明
建築、模様、工業製品、キャラクターづくり等でイメージどおりのデザイン効果を得ることができるよう、図形をもとに比率・シンメトリー・規則性・変形などの数学的な側面を紹介。実践的に「デザイン」を作成することができる。
目次
デザインは自然が一番美しい
美しいバランスの黄金比
らせんとデザイン
規則性のデザイン
白銀比とキャラクター
美術品と比率
比率と加工
かたちと設計
シンメトリーのデザイン
パターンの見つけ方
動きのデザイン
繰り返し模様のデザイン
いろいろな作品の作り方
著者等紹介
牟田淳[ムタアツシ]
1968年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。現在、東京工芸大学芸術学部基礎教育課程准教授。芸術学部に所属する理学系教員として、同大学でアートと数学、サイエンスのコラボを目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へんかんへん
4
フォボナッチ数、黄金比、スピログラフ、白銀比、トトロとか、畳、カオス、chaoscope2017/11/21
majiro
4
これも!2016/04/09
ソーニャ
3
最近デザインの本を読んだので続けて読んだ。 著者による東京工芸大学芸術学部での授業をもとした本。あまり数式とかは出てこない。 テーマは色々あったがやはり比率、対称性は割かれているページ数が多かった。黄金比、白銀比、正方形と言ったメジャーな比率について、名前から美しいイメージを持たれたり、たまたま有名作品にその比率があったから他でも探されるようになった面もあり、他の比率のデザインも多数あると言及してるのは納得。エッシャー風の繰り返し模様の作り方と色対称、滑り鏡映という言葉は初めて知った。 2018/12/26
nekosuke
3
丁寧な入門書だと思います。さすがオーム社さんといった感じで、わかりやすいけど、本質のこれはという部分を押さえているように思いました。比率に対称性、とても興味深いです。2013/07/23
非日常口
3
beautiful=黄金比、pretty=白銀比ということであり、ポケモン以来キャラモノが増え、私たちは白銀比をより目にするようになってきている。視野が狭くなったのだろうか? 興福寺の阿修羅像や、法隆寺の塔にも白銀比が隠されているとか。顏もどちら寄りという話があり、ふと電車に乗ってみると、黄金比寄りの人がカワイイメイクをしていたりその逆だったり。FACSという顔のパーツ分析一覧表まであるのか。火土風水とプラトン立体の関係も面白い。2013/02/11
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