目次
第1章 市場を選ぶ(先んずるか、やられるか;需要と供給 ほか)
第2章 製品に投資する(魚の釣り方を学ぶ;ビジネスの仕組みを学ぶ ほか)
第3章 実行に移す(今すぐに;読心術 ほか)
第4章 マーケティング…スーツ族だけのものじゃない(視点が違えば認識も異なる;アドベンチャーツアーガイド ほか)
第5章 研鑽を怠らない(既に時代遅れである;君は既に職を失っている ほか)
著者等紹介
Fowler,Chad[FOWLER,CHAD][Fowler,Chad]
世界的に著名なソフトウェア開発者、トレーナー、マネージャ、演説家、ミュージシャン。過去10年間に、世界最大級の企業のいくつかで働き、最優秀のソフトウェア開発者という評価を受けた。InfoEther,Inc.のCTOとして、Ruby言語における顧客からの困難な問題の解決に、その時間の多くを割いている。RubyConf、RailsConf、RailsConf Europeの共同主催者であり、多数の人気ソフトウェア書籍の著者または共著者である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masabi
13
【概要】やりがいと職業の質を上げるための心得。【感想】技術だけでなくビジネス、経営者、マネージャーと複数の視点を持つこと、仕事で使う技術だけでなく様々な技術を学ぶこと、自己研鑽の大切さを説く。自分を商品に見立てて、いかに価値を上げていくかといかに宣伝していくかに収斂する。保守作業も創造的な仕事にし得るというのはなるほどなと思った。2020/09/28
majiro
11
「ソフトウェア開発の名著を読む」で紹介されている本を全部読んでみるシリーズの、えーと後ろから3冊目。あと2冊でいよいよゴール。この試みは、とても良かった。元はプロのサックス奏者という異色の経歴を持つ著者が、サックス奏者時代の経験をソフトウェア開発の現場になぞらえている、その自然さが、この人が本質的なことを言っている証だと思う。2015/10/14
ニョンブーチョッパー
9
★★★★☆ 既読&所有のChad Fowler『My Job Went to India』の改訂版と気づかず読み始める。プログラミングのことだけ考えて仕事をしている場合じゃない。ビジネスのことや、自分がどういう点でどれだけ会社に貢献しているか、さらにそれを伸ばすにはどうしたらよいか、などを考えながら開発を行っていくというスタンスは重要。つまり、ビジネス書でよく見かける、一段上のポジションで物事を見る、あるいは、少し高い位置から全体を俯瞰するという感じかな。↓2022/07/12
わたなべ
8
ソフトウェアエンジニアとして幸せなキャリアを気づくためのTips集。全部で53個あるので、気に入った部分だけピックアップして、生活に取り入れるといいだろう。一つ一つは短いので気軽に読める。以下、個人的に参考になった部分。1) 作文技術を向上させるために、開発日誌をつける(技術記事をWeb上で発信する)。 2) 自分の業績リストをまとめる。それぞれの業績についてビジネス上の利益を書き出す。3) OSS開発に参加する。2020/09/26
めかぶこんぶ
6
プログラマーといえども、ただコードをかけるだけではだめ。技術にアンテナを張り、オタクであり、それでいてビジネスや経営にも理解を持つことが必要。2021/10/08