内容説明
古来には民間信仰の神として褒美や罰を与えていた「サンタクロース」は、どのようにして現在の姿へと変貌を遂げ、クリスマスのシンボルとして日本に定着したのか。知られざる大衆文化の歴史!
目次
第1部 古来の来訪神と罰(クリスマス以前の祭りと土着の神々;グリム童話におけるよい子・悪い子像と異人との交流;古来の来訪神が与える罰)
第2部 近代におけるサンタクロースの創造と受容(アメリカン・サンタクロースの誕生と表象;世界に広がるアメリカン・サンタクロース)
第3部 日本におけるクリスマスとサンタクロース(クリスマスの様相とサンタクロースの受容;大衆文化としてのクリスマスとサンタクロース;輸入文化の定着とその背景)
著者等紹介
水口寿穂[ミズグチカズホ]
1986年愛知県生まれ。大学卒業後、高等学校教員を経て大学院へ進学。立命館大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学(修士・文学)。専門は比較文化研究、特にクリスマスの習俗やサンタクロースに関する研究が専門。現在、常磐会短期大学、さくら東海日本語学校非常勤講師として小野姓で勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
拡がる読書会@大阪
2
サンタクロースを「優しい贈り物のおじさん」としてではなく、もともと欧州の民間信仰にあった褒美と罰を与える来訪神の系譜から捉え直します。 そこから近代にアメリカで赤い服のアメリカン・サンタとして視覚表象が整えられ、世界に輸出され、日本にも定着していきます。民俗と広告が繋がって行く過程が本書ではよくわかります。 https://note.com/sharebookworld/n/n143f32e3c1fd2025/12/30
たこ
1
私たちの知っている、「サンタクロース」はどうやって誕生し、世界中の人々に受け入れられてきたのか。 現在、サンタクロースが、主に商業的な目的で使われていることが、正直残念にも思えてきた。 しかし、サンタクロースという、実際は誰も正体を知らない存在が我々に与えるものは測りえない。2025/12/23
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