目次
プロローグ 技術の進歩はいつも新しい時代をつくってきた
第1章 宇宙へ昇っていくエレベーター
第2章 宇宙エレベーター実現の鍵を握る素材技術
第3章 宇宙エレベーターというシステムを完成させる技術
第4章 身近な宇宙旅行、そして月や火星に
第5章 次世代宇宙インフラが変える私たちの生活
エピローグ 宇宙エレベーターをつくるのは誰か
著者等紹介
石川憲二[イシカワケンジ]
科学技術ジャーナリスト、作家。1958年、東京生まれ。東京理科大学理学部卒業。週刊誌記者を経てフリーランスの編集者&ライターに。書籍や雑誌の制作および小説の執筆を行っているほか、25年以上にわたって企業を取材し、技術とビジネスに関する解説記事を書き続けている。扱ってきた科学技術領域は、電気・電子、機械、航空・宇宙、デバイス、材料、化学、光学、コンピュータ、システム、通信、ロボット、エネルギーなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
17
知識補強のための宇宙エレベータ書籍の2冊目。現在の技術と工学の応用で宇宙エレベータを造る。そのメリットと課題を分かりやすく。ただ2冊目故に、アタマに入った分、そう簡単でないと思い直す事も多く。本書で”そのうちなんとかなるだろう”的な楽観視しているところが、かなりネックに感じた。実際、宇宙空間をエネルギープラントにしざるを得ないほどの困窮が無い限り、せっせと人類は宇宙を開発しない気もするが、準備をしておくのに無駄というものはない。 2014/09/11
けいた@読書中はお静かに
11
宇宙エレベーターのメリットや宇宙エレベーターの仕組み、技術的・国際的な問題点、将来性などを分かりやすくまとめているので物理を習っている高校生であれば十分理解出来るレベル。なんか宇宙エレベーターって想像出来ないから現実味がないけど、僕の子供たちの世代は海外ウェディングみたいな感じで、宇宙で結婚式とか挙げたりするんだろうな。2014/03/10
yasu7777
2
★★★★☆ 練馬3069-402 ふとタイトルを見て手に取った本でしたが、なんか久々に現実性のある夢を見た感じで凄く良かったです。2021/09/08
まめタンク
2
2013年168冊目。本書は宇宙エレベーターについての本だが、あまり未来や希望については語らない。本書はタイトルにもあるように、宇宙エレベーターの技術について書かれている。ある意味で専門書なので、万人受けする本ではないとも思ったりする。2013/12/13
さっちゃん
2
一言で感想を表わすと夢があるなーといった感じ。多分物理や化学の専門家が書いた本ではないため、一般人でも理解できる。もちろん化学や物理、政治、経済など様々な専門分野について触れられているが、下の方に注訳があるのでわかりやすい?まあ、多分理解できると思う。最後の方では観光旅行はこんな感じかなーや宇宙ではこんなものが作れるよーといった展望ももれなくついてくる。わくわくどきどき本(笑)2013/08/30
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