出版社内容情報
【セールスポイント】
SASを使って複雑な金融工学を実践的にアプローチ
【発刊の目的と内容】
金融工学は大学経済学部の科目の一つで、最近では理系の経営工学や計数工学科の科目ともなっている。SASはSASインスティチュートジャパンが販売している統計解析ソフトであり、全国の大学の研究室でも積極的に導入されている。本書はSASを使用して、金融工学における複雑な計算をわかりやすく解説する。最近、最も注目されるデリバティブ、ブラックショールズ方程式なども盛り込まれている。
【購読対象者】
大学・経済学部の教科書として
大学・経営システム工学科のサブテキスト
SASユーザー
内容説明
統計解析ソフトSASで金融工学が分析できる。SASを用いて金融工学を実践した書籍。
目次
第1部 SASを用いた金融工学(SASと金融工学;SASデータ処理の基本)
第2部 SASと株式運用(株式運用と投資戦略;株式オプション;SASによる多変量解析 ほか)
第3部 複雑な金融工学理論へのSASの応用(VaRの推定と利用;クレジット・デリバティブ;リアル・オプションと投資選択)
著者等紹介
時永祥三[トキナガショウゾウ]
1949年福岡県生まれ。1971年九州大学工学部通信工学科卒業。1977年九州大学大学院工学研究科情報工学専攻博士課程修了。北九州高専電気工学科助教授(電子計算機講座・計算機ソフトウェアを担当)。1979年大分大学工学部組織工学科助教授。1986年九州大学経済学部経済工学科助教授(管理工学講座・情報管理を担当)。1992年九州大学経済学部教授。現在、九州大学大学院経済学研究院教授・工学博士。情報管理、複雑系の理論、経済時系列解析を専門としている
譚康融[タンカンロン]
1964年中国上海市生まれ。1987年復旦大学計算機科学学部情報科学科卒業。その後銀行勤務などを経て、1999年久留米大学経済学部講師となる。2000年九州大学大学院経済学研究科経済工学科専攻博士課程修了。現在、久留米大学経済学部助教授・経済学博士。ファジィ理論、金融工学、電子商取引を専門としている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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