内容説明
京都市工業試験場で、長年、陶磁の研究と技術の指導に携わった著者が、よいやきものづくりの秘訣を、土と焼きの両面から解説。各地窯場において、独特の表情を生み出す土の性質や焼きかたの実際を、多くの図・写真を用い、わかりやすく詳述。
目次
1 陶芸の土(陶土について;陶土はどのようにして生まれたか;磁器になる白い陶土;陶器をつくるための土;特色のある〓(せき)器の土
陶土を活かす土づくり
粘土を含まないやきもの)
2 陶芸の窯(窯について;窯の初原は穴窯か;志野窯と織部窯;割竹式窯から登窯へ;革新をもたらした単独窯;合理的な近代の窯)
3 焼成の実際(窯焼き;焼成は焙りから始まる;本焼きのしかた;窯の温度が作品に及ぼす影響;窯の冷まし)
付録(焼成管理材料について)
著者等紹介
大西政太郎[オオニシマサタロウ]
1921年兵庫県明石市に生まれる。京都市立第二工業学校陶磁器科卒業後、京都市工業研究所(現京都市工業試験場)窯業部に入る。以後、釉薬の試験研究・指導に従事。京都市工業試験場工芸部長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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