出版社内容情報
【セールスポイント】
国・自治体の公共施設、ビルにおける太陽光発電システム導入のための実務担当者必携書!
【発刊の目的と内容】
太陽光発電は、クリーンなエネルギーとしてコストを含め実用段階に入っており、COP3(京都会議)によるCO2削減の具体的実務とあいまって今後の急速な普及が考えられる。
特に、国の施策として自治体をはじめとした公共建築物への導入の具体化が進められつつある。
本書は、太陽光発電の導入を考えている自治体や事業者の実務担当者を対象に、導入の計画設計から手続き、保安を含めた維持管理運営、コスト・安全評価までを網羅した、実務書として出版する。
【購読対象者】
自治体・企業関連の太陽光発電システムの実務担当者
建築設計事務所・設計コンサルタント
内容説明
本書は、エネルギー起源における内外の諸要因・諸制約を踏まえて、近年、大幅なコストダウンとともに普及の本格化段階に入っている太陽光発電システムについて、導入の企画段階から、設計・施工、保守管理などに至る一連の工程における具体的な計画マニュアルとしてとりまとめたものである。太陽光発電システムの導入を企画立案する際の参考となるほか、導入の企画段階、基本設計段階、実施設計段階、施工段階、保守・管理段階などすべての工程において必要となる事項をとりまとめており、地方自治体関係者、設計・施工業者、建築デザイン関係者ら幅広い方々の導入計画のバイブルとして利用できる。
目次
1章 太陽エネルギー導入の背景
2章 太陽光発電システム導入の建築計画
3章 太陽光発電システムの構成
4章 太陽光発電システム導入の進め方
5章 関連法規と諸手続き
6章 太陽光発電システム導入の事例
著者等紹介
傘木和俊[カサギカズトシ]
昭和30年長野県生まれ。現在、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)。主な経歴、平成2年通商産業省(現経済産業省)生活産業局住宅産業課(住宅等における新エネルギー普及政策を担当し、住宅用太陽光発電導入に向けた設置ガイドラインの作成等導入スキーム立案)。平成4年工業技術院生体機能応用技術専門官(バイオテクノロジー研究開発実施施策を担当)。平成7年製品評価技術センター課長補佐(人間特性評価、製品安全技術基盤等の施策を担当)。平成10年同センター情報システム室長。平成12年新エネルギー・産業技術総合開発機構出向(基盤技術研究開発室、新材料・プロセス技術開発室、化学物質・プロセス技術開発室の主任研究員を歴任し、化学物質の管理技術やプロセス技術に関する研究開発を運営・管理)。所属学会、日本太陽エネルギー学会
石川修[イシカワオサム]
昭和22年東京都生まれ。昭和45年日本大学文理学部化学科卒業。現在、株式会社ミサワホーム総合研究所取締役技術開発部担当部長。主な経歴、昭和55年株式会社ミサワホーム総合研究所。昭和62年環境エネルギー室長(高度な省エネ性能を有する北方型住宅の開発、エコ・エネルギー住宅の開発、住宅用太陽光発電の商品開発に従事)。平成4年取締役環境エネルギー部長(カナダ政府の招待で「日加先進住宅会議」に参加、「IEA太陽光発電エグゼクティブ会議(ベネチア)」に参加・招待講演、ゼロ・エネルギー住宅の商品開発に従事)。平成10年太陽光発電の研究で「日経地球環境技術賞」受賞。主な所属学会等、通商産業省電気事業審議会審議委員・エネルギー環境技術推進会議委員、NEDO太陽光発電技術開発委員会委員、新エネルギー財団新エネルギー産業会議審議委員・太陽光エネルギー委員会委員、日本太陽エネルギー学会副会長などを歴任。日本建築学会、空気調和・衛生工学会、電気学会、日本太陽エネルギー学会、リニューアブルエネルギー有効利用・普及促進機構などに所属
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