内容説明
本書は実務に使える参考書であることを第一の主旨とし、室内や野外にみられる細菌や真菌の培地上でのコロニー像、あるいは顕微鏡写真でみられる形態を中心に環境の細菌や真菌の特徴を説明している。また、環境の空気中の細菌・真菌測定方法のうち、最も広く用いられている携帯型測定器を用いた簡便な測定方法、並びに、付着細菌・真菌の簡便な測定方法、および迅速測定方法を、どなたにもわかるように図解した。
目次
1 環境にみられる細菌のカラーアトラス(Micrococcus luteus;Staphylococcus epidermitidis(表皮ブドウ球菌)
Bacillus subtilis(枯草菌) ほか)
2 環境にみられる真菌のカラーアトラス(Absidia(ユミケカビ)
Acremonium(アクレモニウム)
Alternaria(ススカビ、アルタナリア) ほか)
付録 図解環境の細菌・真菌測定手順(空中浮遊菌測定手順;付着菌測定手順;簡易・迅速測定法 ほか)
著者等紹介
山崎省二[ヤマザキショウジ]
1965年国立公衆衛生院衛生微生物学部研究員。1976年アメリカノートルダム大学留学。1980年国立公衆衛生院衛生獣医学部室長。1994年国立ザンビア大学環境衛生学担当教授。1996年国立公衆衛生院衛生獣医学部長。2002年国立保健医療科学院特別研究員。日本細菌学会・日本獣医学会・日本公衆衛生学会・日本腸内細菌学会・日本食品衛生学会所属。獣医師・獣医学博士
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