出版社内容情報
【セールスポイント】
ごみとごみ発電の基礎および実際知識をわかりやすく解説
【発刊の目的と内容】
日本では年間約5000万トンのごみが排出され、そのうちの約75%が焼却されている。焼却時に発生する高温ガスの熱エネルギーをボイラで回収し、発電を行うのが「ごみ発電」である。日本では、国の規制緩和政策の推進などから、今後ますます増加していくと予想されている。
本書は、①エネルギー源となるごみの知識、②ごみ焼却プラント、③ごみ発電の基本的なしくみ、④関連する熱工学の知識、⑤発電プラントの内外の具体例、⑥ダイオキシン問題など避けてとおれない環境保全対策などについて入門的に解説する。
【購読対象者】
科学・技術に興味をもつ社会人・一般
ごみの有効利用に関連する研究者,技術者,自治体の関係者
衛生工学,電気工学,機械工学,環境工学系の学生・先生
内容説明
ごみは、わたしたちの生活から毎日排出されています。ごみの処理・処分が深刻化するなかで、ごみのエネルギー利用、リサイクルなどの有効活用が重要な課題となっています。本書では、ごみから電気をつくる方法、法制度、現状、将来を解き明かし、クリーンで安全なエネルギー・ごみ発電を提案します。
目次
1章 ごみのエネルギー利用の方法
2章 ごみはどのような性質をもっているか
3章 ごみの燃焼工学
4章 ごみ焼却プラントの実例
5章 ダイオキシン問題への対応
6章 ごみ発電量を増やすために
7章 ごみ発電の実際
8章 ごみ発電の制度
-
- 和書
- 失われゆく国鉄名場面