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内容説明
『言海』に始まる近代国語辞典は、あまたの中小辞典を生み、大型辞典は、戦前『大日本国語辞典』『大言海』『大辞典』と続き、戦後の『日本国語大辞典』に至る。『広辞苑』の新村出を加えて、辞書と苦闘した人々の物語。
目次
第1章 国語辞典の祖『語彙』から『言海』へ
第2章 大型国語辞典の祖『大日本国語辞典』物語
第3章 百万部普及の『大言海』物語
第4章 円本・百科事典ブームに乗った『大辞典』物語
第5章 もうひとつの『広辞苑』物語
第6章 近代国語辞書史概観―明治・大正・昭和の辞書史を総括する
第7章 最後の大型辞書『日本国語大辞典』物語―紙の辞書からオンライン辞書へ
著者等紹介
倉島長正[クラシマナガマサ]
昭和10年(1935)長野県生まれ。早稲田大学文学部国文科卒。小学館『日本国語大辞典』(初版・全20巻)の編集長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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takao
2
ふむ2022/10/05
とりぞう
0
本文より引用 >> (日本国語大辞典の第二版で)まず目に付くことは、引用文献の全てにその成立年ないし刊行年が西暦で付記されているところです。(中略)ともあれ、年代表示という点でも、ようやくOEDに追いついたことになります。加えて言えることは、OEDが主として中期英語以降の文献を扱っているところから四桁の西暦がならんでいるのに対して、日国には三桁の文献も多く並んでいて、なにやら日本語の歴史を誇りたい気分にさせます。2014/03/14
MrO
0
戦前の大辞典ブームの宣伝文句が新鮮でした。辞書は時代を映す鏡だ。2012/05/13