目次
「歐洲メモ」が伝えるもの―「旅愁」評価への課題
歐洲メモ(1・2)(歐洲メモ(1)影印
歐洲メモ(2)影印
歐洲メモ(1)翻刻・注
歐洲メモ(2)翻刻・注
「解説」「休養に来たのに休養は出来ぬ」―横光利一の「歐洲メモ」をめぐって)
論考編(旅の「愁い」と帰国後の「愁い」―横光利一の“時差”;横光利一とシベリア鉄道;メディアに映し出される“文学の神様”の歐洲紀行―一九三六年、横光利一の外遊とその報道をめぐって;自壊(滅)していく文明とともに―フランスの現実とテキストの生成
横光利一と中村光夫その西欧体験をめぐって
幻のポストモダン―『旅愁』とメタテクストとしての『歐洲紀行』
横光利一「旅愁」生成過程の考察―山形県鶴岡市所蔵「旅愁」自筆原稿をめぐって)
資料編 パスポート/自筆原稿「巴里から帰って」/渡欧年譜/『歐洲紀行』『旅愁』初出一覧
著者等紹介
井上謙[イノウエケン]
1928年生、元近畿大学教授
掛野剛史[カケノタケシ]
1975年生、埼玉学園大学専任講師
井上明芳[イノウエアキヨシ]
1969年生、國學院大學非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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